NummernとComputerweltとの繋ぎ方について

何の事かと言うと、1981年頃と今とでは曲の繋ぎ方が違っていて、個人的には1981年頃の方が好きなんですがね、という。
で、自分が最初聴いたのはこちらになります。

というかこれ、Virtu Ex Machina というブートレグがあるのね…というのを発見したのでこの文章を書いてみました。

…ところで正確には、NHK FM でオンエアされたこちらのバージョンをエアチェック(死語…)して聴いていました。
そのバージョンがこちら。

当時は中房で、ウォークマンで当然カセットテープ(死語…)で聴いていました…聴きまくってましたね、これ。
Kraftwerkとの最初の出会いとでも言いますか。
何と言うか、YMOのグリークシアターの時も感じたけど、今と比べて「前のめり」なカンジがしますね。

この後、テクノ(・ポップ)は終わったとか散々言われましたし、私も一時期Kraftwerkとは遠ざかっていました。
改めてテクノを聴くようになったのは、ほぼ20年後で、The Chemical BrothersSetting Sun(1996年) から2002年のCome with UsFatboy SlimOn the Floor at the Boutique(1998年)、UnderworldBeaucoup Fish(1999年) 前後の作品、かなり遅れて聴いたMinistryTwitch(1986年)ぐらいだったでしょうか。
ちなみに1986年の Electric Café は当時酷評されたみたいですけど、個人的には当時から好きです。

上記ドイツ語バージョンらしく、Der Telefon-Anruf(The Telephone Call) を母国語で歌ってますね…というか後半かなり違うな…

話がずれましたので更にずらしますが、そして1990年にユーロ経済圏が登場して、以前アレだけドンパチやってた反省なのかと思う一方で、銀星倶楽部のテクノポップ特集号のフローリアンのインタビューを読んで、以前から何となく汎ヨーロッパ主義っぽいなぁと感じてたのですが、まさにそれが実現して、すげーなKraftwerkと思いました。
…ま、Trans-Europe Express とか、お隣のフランスで開催されるTour de France(1983, 2003)をフランス語で歌ってしまうので、そういう人達なんだと。
散文的なKraftwerkの歌詞、英語・ドイツ語・フランス語・日本語・ロシア語?…と入り混じってますので、西欧人のメンタリティというか言語感覚ってこんなカンジなのかと思いましたね。

銀星倶楽部 (11) 特集テクノ・ポップ

さて本題の、Nummern(Numbers)とComputerwelt(Computer World)の繋ぎは1981年当時はフェードアウト・フェードインでしたが、2005年の Minimum Maximum の頃は、突然切り替わる方法に変わったので、最初違和感がありました。
「キタで、キタでぇー」ってカンジがあまりしないので…このバージョンも嫌いじゃないですけど。

切り替え直前、中国語っぽいのも追加されてますね。
時代だなぁと。
…今ではFukushimaも追加されてますしねぇ…
上記もドイツ語バージョンで、自分が持ってる英語バージョンとは雰囲気が違うのでこれはこれで。

そして2014年バージョン。

NummernからComputerweltへは突然切り替わるけど、再びNummernに戻って、Heimcomputer(Home Computer)に繋いでいくという。
あれ…これって…と思って確認してみたら、アルバムComputerweltと同じ様な流れな気が。
先祖返りした訳ですね。
Electric Café でも似た様な、サウンドコラージュとでも言うのか、曲単位ではなくアルバム単位で聴くべし、みたいな源流はプログレになるのか(知りません…言ってみただけです…)、そんなカンジです。

これまでの流れ同様、ドイツ語バージョンを選択しました。

しかしながら今にして思うのは、Kraftwerkって聴き飽きないんですよねぇ…何故か。
これ以上は無いという位に音を減らしているためなのか何なのか。
それと上手に歳を取ってるなぁという印象があります。
あと、アーチストさんにとっては死活問題でしょうが、ネットで当時の、Kraftwerkに限らずYMOやKYLYN・格闘技セッションのライブ音源が聴けるのは…って一体どこに音源が残っていてそれを持ち出したのか何なのか分からないですけど、非常に有難いです。

2015/01/10


という訳でついでに。

私はあまりメンバーの変遷…例えば、Wolfgang Flür のYamo、Karl BartosEsperantoにあるOverdrive…も後述するニコ動のシリーズで知ったのですが…にはあまり興味が無いのですがそれにしてもなぁこれ苦笑、です。
Fernando Abrantesのパーカッションに引き摺られて…もしくは意地になって…Computerweltのリズムと主旋律の中二人とボーカルがgdgdになってる感が…とにかく「格好良いけど、な、何か違う」というカンジが。
「これはこれでアリだろう」とも思わなくもないですが、それにしては妙にチグハグな印象を受けます。
その辺りはニコ動のコメントにある様に「ゲルマン民族とラテン民族の違いを如実に証明した動画」なのかもしれません。
それと気付いたのですが、当時も2014年同様の曲の切り替えだったんですね。

続いて、ハナシには聞いてた気がするけど、本当にあったんだという機材トラブル。
これを知ったのは、実はニコ動のけいおん!KRAFTWERKシリーズだったりします。

で、その時の様子。

もう一つのトラブル…とも言い難い気もしますが、映像もKraftwerkの一部なのかもしれませんので。
確かに近年のライブでの映像の雰囲気が変わった気がしましたが。

2015/01/10


更に。
1970年当時のKraftwerk。
まだジャーマン・プログレッシブ、クラウト・ロックであった頃の。
…無茶苦茶格好良いんですが1
リズムとか音の節々に「あー原型だなー」と。
更にこの頃からリアルタイムで映像を背景にしていたという。

2015/03/24

Footnotes

  1. 1. 探せばフルで聴けますけど一応これを。…と言うか他の曲、ちょっと厳しいかも…