ボスの死

野暮用で連休明けの土日に実家に逗留していた。
実家の台所でTVを見ていたら、猫の匂い付けみたいなカンジでやたらと頭を擦り付けてくる犬が居て、「誰や?」と見たら

ボスであった。
こいつはどんなに寒い時でも家に入って来ない犬なのに何故と母親に確認した所、フィラリアの末期症状だと教えてくれた。また、昨年2月に一度死にかけた、とも言っていた。
ボスを観察していると、時折咳をしている。自分はこの時初めて犬の咳を見た。また、よく見ると腹が少し膨らんでいた。
母親が頭を撫でてやったら咳が収まると言うので、背中・頭・喉を撫でていた。
何度もボスが前足を「お手」の体制に持ってくるので、

  • 体を前足で掻こうとしていた…これは猫? が、体力が無くて届かない
  • うなされてる
  • お手に続く、行為、頭を撫でてもらうやら餌を貰うやらを期待して…で、うなされていた

今も自分は3番だと思ってるので、ボスが不憫で仕方無かった。

その後、気にはなっていたのだが如何ともし難く、今日夕方、母親からボスが死んだと連絡を受けた。
可哀想な言い方だが、ランの時は、元気な姿しか知らなかったので何も思わなかったが、今回のボスに関しては堪えた。
ボスは、何処かの元野良の飼い犬が実家に居付いた犬らしく、いつも1匹で居たので、自分としては妙に親近感があった。そのボスと最期に触れ合う事が出来て、少なくとも自分の中では意味のある存在になってくれたので良かったと思っている。